金星探査機 あかつきが地球撮影 25万キロから鮮明画像(毎日新聞)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は23日、H2Aロケット17号機で21日早朝打ち上げられた金星探査機「あかつき」が撮影した地球の画像を公開した。毎日、月までの距離にほぼ等しい約40万キロずつ地球から遠ざかっており、搭載した観測機器の点検を兼ねて「去りゆく地球」をとらえた。

【写真と図説で見る】日本初の金星探査機「あかつき」とは

 撮影したのは地球から約25万キロの位置。気象衛星(約3万6000キロ)よりはるかに遠いが、中間赤外カメラの画像では日本付近を覆う梅雨雲や南極大陸の姿が判別できた。紫外線カメラは大気の上層部、近赤外線カメラは雲の下を撮影。金星の大気をさまざまな手段で観測する機能が正常であることが確認された。

 あかつきは、金星に到達する12月まで暗い宇宙を飛び続ける。打ち上げが正確で軌道修正をせずに済んだため、撮影が可能になった。中村正人プロジェクトマネジャーは「探査機が打ち上げ直後に観測機器を動かすのは異例。金星に着くまで、山場はもうありません」と笑顔を見せた。

 あかつきと一緒に打ち上げられた世界初の宇宙ヨット「イカロス」も順調に飛行中。あかつきを追いかける形で金星に向かっており、6月上旬には帆を広げられるという。【山田大輔】

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<岡田外相>日中韓外相会談で韓国へ出発(毎日新聞)

 岡田克也外相は15日午前、韓国・慶州で開かれる日中韓外相会談などに出席するため、民間機で成田空港を出発した。

 会談では、3月26日に発生した韓国の哨戒艦沈没事件が焦点となる。韓国による事件の調査が進む中、関与が疑われている北朝鮮への対応を巡って意見交換が行われ、20日に発表される調査結果を注視することを確認する。また、3カ国間の経済・人的交流の深化や気候変動への対応についても議論され、今月末開催の日中韓首脳会談へ向けて、詰めの協議を行う。

 そのほか、日中韓外相会談直前の15日夕には日中外相会談、16日朝には日韓外相会談が行われる予定だ。【吉永康朗】

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